一般的なキャリアデザインでは、主に、過去の経験やスキルをもとに、これから先の仕事やありたい姿を描いていくことになります。
職歴や実績などを棚卸しをしたり、適職診断ツールを使用して、興味、能力、価値観などをはっきりさせたりしながら、これから先の仕事や働き方を決めていくことが多いと思います。
ですが、「楽しくて、夢が広がるキャリアデザインプログラム」では、少し方法が違っています。
過去から現在、そして未来にという一方通行の流れだけではなく、先に未来を眺めてそこから過去の経験に戻ってみたり、そこから現在を通過して再度未来を見てみるなど俯瞰的に眺めながら行ったり戻ったりしながら、理想の働き方を決めていくというような作業になります。

例えば、看護師として活躍してきた方の場合では…
今まで、長く働き、キャリアを重ねてきたが、もう少し体力を使わない職場に変わりたいということで、これからの働き方を考える場合

一般的なキャリアデザインでは
今までのスキルや経験、実績を棚卸しして、それを活かせる仕事を考えていきます。仕事内容、勤務時間、収入面の希望条件と求人情報を照らし合わせて既存の求人情報から仕事を選んでいくことが多いと思います。


一方、「楽しくて、夢が広がるキャリアデザイン」では
自分が理想的に仕事をしている状態をイメージすることを大切にします。
今までの経験やスキルを棚卸ししながら、どんなことを感じながら働いてきたか、よかったこと、おかしいと感じたことなどいろいろな感覚を思い出しながら振り返ります。そして、自分が本当にしたい仕事、こんな人に喜んでもらいたいなどいろいろな方向から考えていきます。